現状の男性保育士のイメージ!不安の多い仕事だがこんなやりがいも

近年男性保育士が増えてきています。

しかし需要があるにも関わらず男性保育士の数はまだまだ少ないのが現状です。

給与面での不安や社会からの評価の低さなど不安な要素が多いイメージがある男性保育士ですが、男性保育士ならではのやりがいやメリットもたくさんあります。

この記事では、男性保育士の抱えがちな不安や悩みからやりがいやメリットまでをわかりやすく紹介しています。

男性保育士はまだまだ少なく偏見やイメージが先行しているのが現状

男性保育士が増えてきているといってもまだまだ少ないのが現状です。

世間のイメージも保育士=女性の仕事と考えている人も多いと言えるでしょう。

保育士に不祥事があった場合、女性が起こした場合と男性が起こした場合、男性保育士が不祥事を起こした時の方が取り上げられやすいなどまだまだ偏見やイメージが先行しているのが現状です。

保育現場は男性保育士を必要としている!男性保育士数は年々増加

保育の現場では男性保育士が増加傾向にあり、男性保育士を必要としている保育園も多くなってきています。

女性だけの職場だとギスギスするけれど男性保育士がいるだけで雰囲気が和らぐといった声もあり、子ども達から見ても男性保育士には父親としての役割を担えるなど、男性保育士を必要としている現場も増えてきています。

このように男性保育士の需要が増えてきており、今後もさらに増えていくと予想されるでしょう。

しかし、まだまだ男性保育士の数は少なく、実際に国勢調査のデータを元に働いている男性保育士の割合を見てみると、全体の3%にも満たないと言われています。

収入の低さから途中で退職してしまう男性保育士も少なくないことから、今後の対策が必要であると言えるでしょう。

男性保育士が抱えがちな不安や悩み

男性保育士が増えてきていると言っても、世間では保育士=女性の仕事というイメージを持っている人も多く、男性保育士が抱えがちな悩みはなかなか消えません。

ここでは、男性保育士ならではの不安や悩みについてご紹介します。

保護者からの視線

男性保育士が増えてきたと言っても、まだまだ少ないのが現状です。

珍しい目で男性保育士を見る保護者も少なくありません。

ニュースなどで保育士の犯罪が取り沙汰されると、どうしても男性保育士のニュースは大きく取り上げられがちです。

ニュースで男性保育士の事件が報道されると不安になり、男性保育士に対しての視線が厳しくなることがあります。

実際に「男性の保育士に女の子の着替えをさせないでください」というクレームがあるなど、男性の保育士に対して厳しい目で見ている人も少なからずいます。

一方で保護者の中には男性保育士に対して歌のお兄さんのようなイメージを持っている人もいて、「歌のお兄さんのイメージを保護者に求められて困った」という声もあります。

給料の少なさ

男性保育士の悩みとして、やはり給料の少なさを上げている方も多くいます。

厚生労働省の調査によると、男性保育士の平均的な年収は384万1600円、女性保育士の平均年収は362万1300円と少なくないように見えますが、全員がこれほどもらえているわけではなく給料の少なさに嘆いている男性保育士も多くいます。

認可保育園かそうではないかによって国から保育園に対しての補助が変わってくるので、給料の格差は広がってしまうと言えるでしょう。

男性の場合は将来安定した家庭を築いていきたいと考えている人も多く、そのため給料の少なさから保育士の仕事に興味があっても別の仕事に就く人も多く見られます。

女性中心の職場での肩身の狭さ

まだまだ男性保育士は少なく、保育園の中に男性保育士が一人だけという保育園も少なくありません。

女性とのコミュニケーションに慣れている人なら問題ありませんが、コミュニケーションが苦手な方だと、肩身の狭さを感じてしまうことが多くあります。

また、更衣室やトイレなど男女に分けられていないところも多く、男性保育士が着替える時は、女性保育士が着替え終わった後だったり、外のトイレで着替えをしている男性保育士もいます。

女性保育士の中でも保育士=女性の仕事と捉えている人も少なからずいるため、人間関係に悩むという声もあります。

不安や悩みもあるが、男性保育士として働くやりがいやメリットもたくさん!

確かに悩みはありますが、一方で男性保育士の増加に伴い徐々に保育現場での男性保育士の偏見やマイナスイメージは減っていく事が予想されます。

男性保育士は目立つため、子ども達から人気者になりやすいなど男性保育士ならではのやりがいやメリットもたくさんあります。

近年、保育の現場では男性保育士を求めており、求人では男性保育士の方が給料や待遇が良いケースも多くなってきています。

他にも男性保育士ならではのやりがいやメリットもたくさんあるので、紹介していきます。

保護者の父親が接しやすい

男性保育士のメリットとして、保護者の父親が接しやすいというメリットがあります。

実際に女性の保育士に相談するよりも同性である男性保育士の方が相談しやすいと言えるでしょう。

父親の中にはなかなか育児の相談をできる人がいないと悩んでいる人もいるため、男性保育士がいると相談しやすいというメリットがあります。

男の子のトイレサポートがやりやすい

保育園の活動で公園で遊んでいる時、子どもがトイレに行きたくなった場合、保育士がトイレに連れていく必要があります。

男の子がトイレに行きたくなった場合、女性保育士が男性トイレに入るのは気が引けるものです。

そんな時に男性保育士がいるとトイレに連れていきやすいので男の子のトイレのサポートがやりやすいといえるでしょう。

力仕事や防犯面で頼りにされる

保育園の重大イベントの一つである運動会は荷物の運搬が多く、準備も大変です。

そんな時に男性保育士がいると、女性保育士3人がかりでやっとの準備を男性保育士一人で終わらせてしまうなど、力仕事で頼りにされるところがあります。

高いところにある荷物を取ったりあらゆる行事の準備で引っ張りだこになったりなど、力仕事の面で非常に頼りにされます。

防犯面でも男性がいるというだけで不審な人物が近づきにくくなるだけでなく、保育園に男性保育士がいるかいないかで保護者の安心感が変わります。

保護者に向けたアンケートなどで男の先生がいるので安心などと書かれることが多く、女性保育士だけでなく、保護者からも防犯面で便りにされているといえるでしょう。

子ども達からもみんなを守ってくれるヒーローとして頼りにされることも多いです。

目立つため子どもたちの間で人気者なりやすい

男性保育士ならではの存在感や力強さは子ども達にとって注目の的になりやすいと言えるでしょう。

外で一緒に走ってくれる先生に対して親近感を感じたり、走るスピードの速さ見て尊敬のまなざしで見てくれることも少なくありません。

子ども達の間で人気者になると子どもが男性保育士の話を保護者にするので、男性保育士に対して良い印象を持ちやすくなります。

必然的に保護者とのコミュニケーションが取りやすくなるといえるでしょう。

これからは男性保育士が大いに活躍する時代!

世間ではまだまだ保育士=女性の仕事というイメージがありますが、男性保育士の需要はどんどん上がっているため、男性保育士が大いに活躍する時代がやってくると言えるでしょう。

力仕事だけではなく子ども達にとって父親の役割を担えるなど、男性保育士にしか果たせない役割があるので、男性保育士は子ども達にとっても大切な存在であるといえます。

保育士の給料面も改善が必要と言われており、その対策も少しずつ進められてきています。

副業も許可している保育園も増えているので、改善の傾向が見えてきています。

男性保育士に対する偏見や悪いイメージを持っている方も少なからずいます。

しかし、男性保育士がさらに増えていき活躍の場が増えてくれば、悪いイメージは変わっていくはずです。

これからは男性保育士が大いに活躍する時代であるといえます。