保育士と両立しやすい、おすすめの副業10選

保育士の収入の低さも問題になり、副業を許可している保育園も増えてきています。

保育のお仕事レポートのアンケート調査の結果、保育士の54.7%の人が夜間や休日に副業を経験したことがあるという調査結果が出ています。

このように副業をやっている保育士も多くなっています。

しかし、保育士の仕事は体力仕事でもあるので、副業ならどれでも良いというわけではないでしょう。

あくまで副業なので本業である保育士の仕事に差し支えないものにするべきでしょう。

今回は、保育士と両立しやすい、お勧めの副業10選について紹介していきます。

そもそも保育士は副業OK?

副業したいと考えていても、そもそも保育士が副業可能なのか気になる人も多いと思います。

実際は、勤めている運営元にもよりますが、副業をすることは可能です。

しかし、公立保育園で働く正規雇用の保育士は、地方公務員の扱いになるため、原則としてダブルワークが禁止されているので注意が必要です。

私立保育園であれば、各保育園の就業規則によりますが、副業をすることが可能です。

また、非正規雇用(派遣や契約社員)の場合には、派遣元、または契約元の就業規則によるので、運営元に確認するようにしましょう。

基本的にはWワークについては派遣元、契約元に確認するべきですが、非正規雇用の求人の場合「WワークOK」と書かれている求人もあります。

非正規雇用でもパート・アルバイトの場合は、基本的にWワークがOKと記載されている求人がほとんどなので、非正規雇用の場合は、副業についての心配は必要ないといえるでしょう。

年間20万円以内であれば確定申告がいらないので副業は出来てしまう。

副業を始める場合、年間20万円以上であれば、確定申告する必要がありますが、年間20万円以内であれば確定申告はいらないので、副業はできてしまいます。

副業がバレる最大の理由は確定申告によって「住民税」が給料に比べて大きくなってしまう事であるため、確定申告のいらない年間20万円以内であれば副業することは十分に可能です。

ただ20万以内の副業であっても企業側の就業規則で副業が禁止されている場合には、規約違反に該当してしまうので、副業がバレてしまったら、トラブルになる可能性があります。

このように年間20万円以内の副業であれば、就業規則で副業が禁止されていてもバレにくいですが、リスクはありますので、働く前に副業可能かどうか確認したほうが良いでしょう。

確定申告分の住民税を自分で納付すれば年間20万以上でも副業は出来てしまう。

自分の副業分を確定申告をする際に「住民税の納付に関する事項」を会社の給料から差し引くのではなく、「自分で納付」にチェックをつけると、給料から天引きされる住民税が増えないため、

年間20万円以上であったとしても副業することは可能です。

なぜ副業が会社にバレてしまうかといいますと、確定申告後6月に送られる住民税決定通知書に給与所得とは別に副業分も反映されてしまうため、会社にバレてしまいます。

つまり、確定申告する時に、住民税の支払いを会社の給料からではなく、「自分で納付」のところにチェックすることによって、会社に送られる決定通知書に副業分は反映されず、自分のところに税額通知が来ます。

実は、この制度を使ってこっそりと副業をやっている保育士もいらっしゃいます。

ただし、マイナンバー制度によって思わぬところから会社に副業での収入がバレてしまうリスクはあるため、おすすめしているわけではありません。

会社にバレてしまうリスクがあるため、年間20万以上の収入が出る副業をする場合には職場の就業規則を確認したり、担当者などに「Wワークはしても良いのか?」などをしっかり聞いてから行う事が重要です。

扶養の配偶者控除などに注意

今現在扶養内で保育士として働いている方で、副業でWワークをするなら、年間所得を103万円を超えないように注意しましょう。

Wワークで稼ぐことによって年間所得が103万円を超えてしまった場合には、配偶者控除が受けられなくなります。

また住民税や社会保険料などの納付などをしなければならなくなる可能性があるため、扶養内で働いておりかつ副業をしている人は配偶者などとしっかり相談するようにしましょう。

保育士の仕事と両立しやすい人気の副業とは?

副業が許可している保育園も増えてきました。

そのため、保育士の収入の都合上、副業をしている保育士が多くいらっしゃいます。

企業元に確認して、副業OKだから副業を始めたいと思っていたり、上記のリスクを背負ってでも副業をやりたいと思っていても、どの副業が望ましいのでしょうか?

保育士の仕事は体力仕事でもあるため、副業も慎重に選びたいものですが、これから保育士がやっている人気の副業について紹介します。

【1】在宅ワーカー

lancersやcrowdworksなどの登場で在宅ワークの仕事がしやすくなってきています。

保育士は体力仕事でもあるため、在宅でできる仕事だと、身体にかかる負担が少なくて、長続きしやすいという方も多くいらっしゃいます。

これらのクラウドソーシングの副業は、データ入力や文字起こし、アンケート回答などの作業がメインになります。

仕事内容や、作業の慣れにもよりますが、在宅ワーカーでだいたい平均で月1万円~5万円以上稼いでいる方も多くいらっしゃいます。

【2】ライター

ライターの仕事も、在宅でできる仕事が多く、保育士の方にはおすすめの副業です。

ライティングの仕事は、自宅でできるだけでなく、回数を重ねていけば技術やスピードがあがるため、保育士に好まれる副業でもあります。

ライター初心者の方は、育児系などのジャンルのライティングもあるため、保育士の仕事経験を活かすことができる場合もあるので、初心者は自分の知識や経験が活かせるジャンルから始めてみても良いでしょう。

しかし、データ入力やアンケート回答などと比べると難易度が上がるため、慣れるまでに時間がかかるかもしれません。

在宅ワークはだいたい平均で月に10万円以上稼いでいる方もおり、ベテランの方だと30万円以上稼いでいる人もいらっしゃいます。

【3】ベビーシッター

ベビーシッターは、保育士の仕事で普段子ども達と関わっていることもあり、保育士が始めやすい副業の一つであるといえるでしょう。

近年ベビーシッターの需要が伸びてきており、比較的求人を見つけやすいという利点があります。

家事が得意な方だと、オプションで掃除などの家事代行のオプションをつけると仕事の幅が広がりやすいというメリットがあります。

保育士の資格を持つ方は保護者から指名が入りやすく、慣れてくれば時給を上げることも可能です。

気になる時給ですが、保育士資格を持っている人の場合は1500円~2000円以上の時給で働けることも珍しくありません。

ベビーシッターの仕事をしている方は、働く日数によりますが、大体月5万円以上稼ぐことが可能です。

【4】夜の仕事

あまり多くありませんが、収入の高さを見て夜のお仕事をしている保育士もいらっしゃいます。

キャバクラなどでバイトをする場合、店によっては週1~2であっても10万円以上稼ぐことも可能です。

寝不足は体力仕事である保育士の敵ですが、金曜夜など仕事に影響のない日であれば無理なくできるかもしれません。

しかし、夜の仕事の場合には、過去に「保育士が副業でホストやキャバ嬢をやっていたことで辞めさせられた」という事例もあるので、職場や保護者にバレてしまうリスクはあります。

【5】商品モニターなど単発バイト

商品モニターの場合、スマホかパソコンがあれば気軽にできるので、隙間時間に稼ぎたいと考えた場合、行ってみても良いでしょう。

アンケート回答や商品モニターですと、単価自体はそこまで高くありませんが、新商品を試せたり、難しい作業がありません。

モニターの仕事で座談会など、会場に出向く仕事が入った場合、2時間で5000円などの仕事もあるため、続けていけば高単価の仕事に出合えることもあります。

難しい作業がほとんどないので、副業を試してみたいという方におすすめの副業です。

日雇いバイトの場合、その日に給料を手に入れることが可能というメリットがありますが、手数料がかかったり、交通費が支給されない、出向くまで職場の雰囲気がわかりにくいなどのデメリットがあります。

【6】大学の非常勤講師

人に教えるのが好きな人であれば、大学の非常勤講師という選択肢も良いかもしれません。

大学などの学校にある求人に応募して採用されれば非常勤講師として教えることができます。

大卒程度の経歴があれば試験を受けられたり、学歴がなくても実績があれば採用されるなど、学校によってさまざまです。

常勤講師と違って、非常勤講師は1コマの授業に対して給料が支払われます。

単価で表すと一コマ=90分、6500円と高単価な報酬になります。

授業も週1のところも多く、採用されれば無理なく働くことが可能です。

【7】転売

商品を買い占めて単価を吊り上げる転売はおすすめしませんが、ネットショップで仕入れたものを他の人に提供する転売もビジネスになります。

メリットとしては即金性があり、商品を見抜く目があれば稼ぐことが可能です。

デメリットとしては商品を見抜く力が必要だったり、商品によっては仕入れるための費用が必要なことです。

売り方によっては在庫を抱えることもあるので、始める前に調べておくと良いでしょう。

ヤフオクで買ってヤフオクで売るなどの商売になりますので、作業が淡々としていて面白みが感じられないなどといった声もあります。

転売に慣れている人だと月に30万以上稼ぐ方もいます。

【8】Youtuber

独自の発想が豊かな方でしたら、youtuberになってみても良いかもしれません。
YouTubeを見る人が多くなってきているので、youtuberの需要も高まってきています。

子ども達もテレビは見ないけど、YouTubeは見るという子どもも増えてきました。

YouTuberによっては、スマホ一つで撮影する人がいるなど、初期費用が安く済むことと、人気YouTuberになることができれば収入の上限がなく、動画が再生された分だけ稼ぐことが可能です。

YouTubeチャンネルを作るうえで、このジャンルじゃなければならないなどの制約がないため、自分が興味のあるジャンルでYouTubeチャンネルを作ることが可能です。

人によってはYouTubeで人気になったことで起業したなど、仕事の幅を広げていくこともできます。

【9】動画クリエイター

YouTubeの需要が増えてきているため、動画クリエイターの需要も増えてきています。

Youtuberが動画編集だけを動画クリエイターにお願いしていることも多く、単価も動画一本3000~5000円と単価も高く、契約によっては1万円以上稼ぐことも可能です。

初期投資として動画編集ソフトを購入したり、3ヵ月から6ヶ月動画編集について知識を入れるだけで仕事をすることも可能です。

比較的リスクが少なく始められるので、興味がある人はやってみても良いかもしれません。

デメリットとして、youtuberに自分を売り込む必要があったり、YouTuberの動画の癖をしっかりと見た上で動画を作らないと、リピートしてもらうことが難しいなどのデメリットがあります。

【10】塾講師やピアノ講師など

知識やスキルがある人なら塾講師やピアノの先生などの仕事をしてみるのも良いでしょう。

保育士の仕事と同じで、子どもたちと接する仕事であるため、比較的にやりやすく保育士のスキルを活かせる副業と言えます。

学生時代に塾講師のアルバイトを経験していたり、人に何かを教えることが好きな方にとってはにおすすめの副業です。

時給は塾講師は1200円~、ピアノ講師は、1000~2000円ほどになっているため、週3ほどで働けば、月に5万円以上稼ぐことも可能です。

副業をやる際には慎重に手堅く!

昔は、副業を禁止している保育園が多かったですが、近年では副業を許可している保育園も増えてきています。

公立保育園に所属している人でなければ、副業を始めてみても良いでしょう。

本業である保育士の仕事に影響が出ては本末転倒なので、副業をやる際には慎重に行うようにしましょう。

副業のために知識を付けるのも良いですし、ベビーシッターなど保育士の仕事と関連するものや、在宅でできる仕事など、身体に負担がかかりにくいものから始めて、手堅く稼ぐようにすると良いでしょう。

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